今回は、光回線を契約している人が解約をするときに気をつけないといけないことについてお伝えします。
解約したい人、解約を考えている人にはきっと以下のような理由が多いのではないでしょうか?
・他社と比べるともっと安いプランがあった
・スマートホンさえあれば十分で要らなくなった
・引っ越し先では光回線がそもそも使えない
どれもよくある理由だと思います。
しかし、水道や電気と違って、光回線の解約の時には気をつけておかないと後で大失敗することがあります。
そんなことにならないように、この記事でよくあるトラブル事例を4つ紹介したいと思いますので、これから光回線の解約を考えている人は参考にしてもらえたらと思います。
固定電話が使えなくなってしまう
もし光回線を使った固定電話を契約している場合、光回線を解約してしまうと同時に解約となってしまいます。
これは固定電話のサービスが光回線のオプションサービスという扱いであるため、主であるの光回線の解約に紐づいてくるという仕組みになっています。
なのでインターネットだけ解約したつもりだったのが、「あれ、電話が使えない!」ということになってしまいます。
→まさか契約が同じになっているとは思わない人が多いみたいですね
インターネットは解約したいけど固定電話は残したい!という人は、そのまま契約を継続していただくか、解約をする前に昔ながらの電話線を使った固定電話へ切り替えておく必要があります。
ただし、電話線の固定電話に戻す際に必ずしも同じ電話番号が引き続き使えるかどうかは分からないので注意が必要です。
光回線を解約するタイミングで固定電話も解約するかどうかを事前に検討に入れておくのが良いでしょう。
今はほとんどの電話連絡をスマートホンで済ませてしまうかとは思いますが、緊急連絡先などや契約電話番号などに設定しているケースも多いかと思うのでそれらの切り替えを含めて考えるようにしましょう。
家電製品が使えなくなる
意外と見落としがちなのが、家電製品への影響です。
今は最新の家電製品のほとんどがインターネット(Wi-Fi)とつながってより便利に使用できるようになっています。
そのため、スマホのWi-Fiが使えなくなるような感覚だけで光回線を解約してしまうとせっかくの最新機能がムダになってしまう恐れがあります。
「でも家電製品としては使えるし、困るわけではないのでは?」ということを思う人もいるかもしれません。
しかし意外と人間は一度便利な環境に慣れてしまうと、それが使えないだけで一気に不便になったと感じてしまいます。
些細なことかもしれないですが、その積み重ねが生活のストレスにもつながってしまうのです。
光回線を解約するタイミングでは、「生活の豊かさ」を保つために継続すべきかどうかも含め考えるようにしましょう。
毎月のスマホ代が上がってしまう
もし光回線をお使いのスマートホンを契約した会社とまとめている場合には、解約することで毎月のスマートホン代があがらないか確認しておく必要があります。
携帯キャリアが提供している光回線は、たいていスマホとセットで契約することで割引を適用する場合が多いです。
その割引がスマホ代に還元されている場合、光回線を解約することでセットで安くなる恩恵が受けられなくなってしまうのです。
「スマホ代で十分!」と思っていて解約したのに、結果的に毎月の支払いは変わらない・・・なんてことにならないように事前にしっかりと確認しておきましょう。
また、解約の検討をするタイミングでお使いのスマートホンのキャリア自体を見直すということでさらにお得になるケースもありますので、合わせて考えるようにしましょう。
家族の人と喧嘩になる
一見冗談にも見えますが、意外と気をつけたいポイントになります。
例えば日ごろよくWi-Fiを使っているのがパートナーやお子さんだったりする一方で、契約している人があまり使っていない場合、判断基準が自分になりがちなのでよくよく話さないままで解約した結果、家族喧嘩に発展する場合があるのです。
特に今時のお子さんがスマホを使って楽しむコンテンツは、動画配信やオンラインゲームなど、スマホの通信容量だけではあっという間に上限に達してしまうものばかりなので、そういった背景も知らずに解約してしまった際の大喧嘩は容易に想像できます・・・
解約するときには、ご家族で使われている場合には家族会議をすることをおすすめします。
まとめ
今回は、光回線を解約するときに気をつけるべき点について紹介しました。
やっぱり必要だった!と慌てて契約し直したとしても、実はそのまま継続していた場合と比べて割高になってしまうケースもあるのでご注意ください。
(長期契約による割引などが適用されなくなるため)
今はなんでもインターネットにつながる時代だからこそ、不容易な見直しで解約をして後悔をしないようにしましょう。
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